子どもの矯正は、子どものやる気とメンタルケアが大切
みなさま、こんにちは。
豊橋市飯村の「タケオ矯正歯科・歯科医院」です。
「歯並びが気になった」「学校の歯科検診で噛み合わせの不具合を指摘された」など、お子さんの矯正を考え始めるきっかけはさまざまでしょう。
とはいえ、お子さんが自分から「矯正したい」と言い出すことは、あまりありません。やりたいか、やりたくないかでいうと、「やりたくない」お子さんの方が多いでしょう。
小児矯正には、お子さんの協力が必要不可欠です。
嫌がるお子さんの矯正を進めるために「どうすればいいですか?」という相談もお受けすることもあります。
ここでは小児矯正のために、親御さんができることを紹介します。
お子さんが小さい頃から矯正を始めると、たくさんのメリットがあります。だからこそ、親御さんとしては、気になりはじめたらすぐにでも矯正を始めたいと考えるものです。
でも、お子さんにとっての矯正は負担としか感じられないものであることが、ほとんどです。なかなか自分から進んで矯正をしたがることはないでしょう。
「歯並びが悪いと将来困るよ」という説明をしても、現時点で降りかかってくる負担の方がお子さんには大きいものです。
なかなか納得させるのは難しいですが、根気よく説明をして矯正をやる気にさせることが大切です。
<歯並び・噛み合わせによるメリット・デメリット>
●歯並びが悪いと見た目がよくないので損をする。
●噛み合わせが悪いと食べ物をよく噛めず、消化が悪くなってお腹を壊しやすい。
●歯並びが悪いと、発音しにくくて、うまくおしゃべりができないことがある。
●歯並びが悪いと、だんだん顔が歪んでくることがある。
●肩こりや頭痛が慢性化することがある。
このような矯正のメリット・デメリットについての説明を根気よく行います。
お子さんは、大人に比べると体験が少ないため、親御さんの話に共感することは難しいですが、頭で理解することはできます。気がすすまなくても大事な存在である親御さんのすすめであれば、気にかかっているものです。
最初からすぐに納得することは無理でも、何かの拍子にスッと飲みこめる時がくることがあります。時間をかけて、説明を続けていきましょう。
親御さんにも、もし矯正が必要な場合は、お子さんより先に矯正を始めて、その様子を見せてあげるのもひとつの手です。
親御さんもがんばっているところを見せて、矯正装置をつける様子を見て慣れると、抵抗感がうすれて「やってみようかな…」という気持ちに促せます。
矯正は、時には痛みもつきものですから、小さいお子さんにとって負担が少なくありません。
親御さんが「いっしょにがんばろう!」という気持ちでアプローチすれば、はじめやすくなるでしょう。
どうしても嫌がるお子さんを、無理に矯正治療してもうまくいきません。嫌がる場合は、今すぐ始めるのは諦めて、その気になるまで待ちましょう。
まずは、お子さんの歯の定期検診をはじめてみませんか?タケオ矯正歯科・歯科医院では、お子さんの定期検診やメンテナンスも行っています。
むし歯を予防して、いつでも矯正治療をはじめられるようにお口の状態を整えておけますし、お子さんも歯科医院に慣れることで矯正治療に対するハードルを下げることができるでしょう。お気軽にご相談にお越しください。